昨日はお休みだったので
ずっと気になっていた南山大学 人類学博物館へ行ってきました。
 こちらの博物館は、展示物に実際に触れることができる
珍しい場所なんです。土器や布、道具、そして昭和の電化製品まで…
さまざまな品々が展示されていて
まるで時代を旅しているような感覚になれました。
特に印象的だったのは、展示されていた ひな人形。
写真を撮っていたところ、学芸員さんに声をかけていただき、
お社付きのひな人形について色々とお話を伺うことができました。

お社付きのひな人形は、関西地方に多く見られるそうで、
中部地方にあるのは少し不思議とのこと。
私自身、以前に足助の「中馬のひな祭り」で拝見したお雛様も
同じようにお社がついていて、持ち主の方から「この辺りでは
お社付きのお雛様が一般的なんですよ」と伺ったことがありました。

そのお話を学芸員さんにすると、とても興味を持ってくださり
、「来年のひな祭りの時期にぜひ訪れてみたい」と仰っていました。
もしかしたら戦時中の物々交換などで、
この地域に伝わったものなのかもしれませんね。
また、昭和の電化製品の展示も素敵でした。
懐かしさの中に、今見ても通用するような洗練されたデザインがあり
思わず見とれてしまいました。

館内を巡りながら、少しタイムスリップしたような気分を味わえるこの博物館。
お時間のある方は、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
PS入場無料です。

最後まで読んで頂き有難うございました。

 

 

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