自分の髪が大嫌いだった私が、今思うこと。
昨日、スタイリングのお話を書きながら、ふと思い出した写真があります。
この写真。
この頃の私は、自分の髪が大嫌いでした。
くせがあって、広がって、思うようにならない。
今見ると、見事なおにぎりシルエット(笑)
だから今でも、髪が横に広がって頭が大きく見えると、あの頃の自分を思い出します。
でも、昔と今では大きく違うことがあります。
それは、
「今は、自分で選べるということ。」
子どもの頃は、自分で選べないことがたくさんありました。
今は小学生でも縮毛矯正をする時代ですが、それだって誰もが自由にできるわけではありません。
でも大人になった今は、自分で「私はどうしたい?」と考えて、選ぶことができます。
そして髪なら、
くせを活かしたっていい。
矯正したっていい。
スタイリングで整えたっていい。
何もしない日があってもいい。
正解を誰かに決めてもらうんじゃなくて、
「私はどうしたい?」から選べる。
私は今でもおにぎりシルエットは好きではありません(笑)
だから、夜に髪や頭皮の水分補給をしたり、朝はスタイリング剤を使ったり、
自分が好きなシルエットになるように整えています。
昔と違うのは、
「この髪だから仕方がない」と諦めているのではなく、
自分が好きなほうを、自分で選んでいること。
美容師になった今、この写真を見ると少し不思議な気持ちになります。
あんなに自分の髪が嫌いだった私が、今はお客様と一緒に、
「どんな髪にしたいですか?」
「毎日、どんなふうに過ごしたいですか?」
そんなことを考える仕事をしている。
美容師が正解を決めるのではなく、選ぶのはお客様。
そのために、私たちは選択肢をお伝えしたり、できることを一緒に考えたりする。
自分の髪だから、
自分で選んでいい。
そう思えるようになった今は、
「大人になるって、案外いいなと思います。」
自分の「好き」を、自分で選べるようになるから。
そして今日も私は、ジャンボおにぎりにならないように仕込んで寝ます(笑)
最後まで読んで頂き有り難うございました。