「最近、髪が細くなった気がする。」
「以前より抜け毛が増えたかもしれない。」
薄毛のお悩みは、実はとても多いご相談の一つです。
髪の変化には、さまざまなことが関係している場合があります。
頭皮の状態、毎日の食事や睡眠、ストレス、季節の変化。
お話を伺っていると、ご本人にとっては当たり前になっていて、気づいていない習慣が見つかることも少なくありません。
また、中には貧血や甲状腺の病気など、体の状態が関係している場合もあります。
だからこそ、「これさえやれば大丈夫」という一つの答えではなく、今のご自身の状態を丁寧に見ていくことが大切だと私は考えています。
今はネットで調べれば、たくさんの情報に出会える時代です。
知らないより、知っているほうが良いこともあります。
でも、サロンでお話を伺っていると、何年も前から気になっているのに、そのままになっていたという方も少なくありません。

「気にはなっていたんです。」
そんな言葉を、実はよく耳にします。
そのあとに続くのは、
「何をすればいいのかわからなくて。」
「自分の場合はどうなんだろう、と迷っていました。」
というお話です。
だから、一つだけ考えてみてほしいことがあります。
その情報は、本当に今のあなたに合った情報でしょうか。
そして、もう一つ。
「気になっている」のと、「向き合っている」のは、同じでしょうか。
年齢も違う。
生活習慣も違う。
頭皮の状態も違う。
同じ「薄毛」という言葉でも、その背景は一人ひとり異なります。
だから私は、情報を集めること以上に、
「今の自分は、どんな状態なんだろう。」
と知ることが大切だと思っています。
もし、お話を伺う中で「一度、医療機関で相談されたほうが安心かもしれません」と感じることがあれば、そのようにお伝えすることもあります。
美容室には美容室の役割があり、医療には医療の役割があります。
昔から「餅は餅屋」という言葉がありますが、それは専門家に任せるということだけではなく、自分に合った相談相手を見つけることでもあるのではないでしょうか。
髪は毎日の積み重ねが未来につながります。
だからこそ、一人で悩んだり、ネットの情報だけで判断したりするのではなく、
「今の自分」を知ることから始めてみませんか。
最後まで読んで頂き有り難うございました。
昨日、歯医者さんで、とても素敵なおじいちゃまに出会いました。
小柄な体に、紺色の夏物のシングルスーツ。 ボタンを開けた、肩の力がふっと抜けた着こなし。 頭には、黒いリボンが巻かれた上質なストローハット。
「あ、この方は、おしゃれを楽しんでいる方なんだな。」
そう感じたのは、高価なものを身につけていたからではありません。
帽子からのぞく襟足まで、きれいに整えられていたからです。
きっと普段から、ご自身を大切にされている方なのだろう。
会話をしたわけではないのに、そんなことが自然と伝わってきました。
※イメージ画像です
そして、一番目を惹いたのは胸元でした。
ネクタイかと思いきや、よく見ると違います。
赤いスカーフを、ネクタイ代わりに結んでいらっしゃったのです。
紺色のスーツに鮮やかな赤が映えて、とても粋でした。
ところが、その洗練された装いとは対照的に、手には赤いビニール素材のエコバッグ。
そこには、大きなペルシャ猫の絵柄がプリントされていました。
そのアンバランスさが、なんともお茶目で思わず頬がゆるみます。
「きっと、お家で猫を飼っていらっしゃるのかな。」
そんなことまで想像してしまいました。
その姿を見ていて、ふと思ったのです。
おしゃれとは、完璧に整えることではなく、
好きなものがあって、 遊び心があって、
その人らしさが自然ににじみ出ていることなのだと。
そして、もう一つ気づいたことがありました。
外見は、言葉より先に始まる自己紹介なのかもしれません。
私たちは毎日、鏡を見ます。
髪を整え、 服を選び、 身だしなみを確認する。
けれど、自分がどんな印象を相手に届けているのかを、
立ち止まって考える機会は意外と少ないものです。
言葉を交わしたわけではないのに、
私は「あぁ、この方はご自身を大切にされている方なんだな」と感じました。
それはきっと、服の値段ではなく、日々の暮らし方や、
自分を大切にする気持ちが、
自然と外見に表れていたからなのでしょう。
だからこそ、見ているこちらまで、
「あぁ、いいものを見せてもらったな。」
そんな温かい気持ちになりました。
帰り道、頭に浮かんだのは——
今日の私は、どんな印象を届けていただろう?
忙しいから。 今日はこれでいいや。 まぁ、いっか。
そんなふうに、自分を後回しにしていなかっただろうか?
髪を整えることも、 お気に入りの服を選ぶことも、
自分を大切にする時間のひとつ。
その積み重ねが、その人らしさとなり、言葉より先に伝わっていく。
昨日出会った素敵なおじいちゃまは、自分を大切にすることの意味を、
何気ない装いでそっと教えてくれたような気がします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
先日、名古屋大学博物館へ行ってきました。
大学という場所は、いつ訪れても少しだけ特別で、
どこか背筋がすっと伸びるような空気があります。
「一般の人が入ってもいいのかな?」と一瞬ためらうような感覚も含めて、大学の魅力なのかもしれません。
こちらの博物館は誰でも自由に入ることができます。
館内に入ると、静けさとともに博物館特有の香りが広がり、
図書館のような落ち着いた空気を感じました。
展示は多岐にわたり、歩くだけで思考が広がっていきます。
特に印象に残ったのは御嶽山噴火の展示です。
当時の祈祷所の外壁の一部がそのまま残され、
噴石によって大きく傷ついた姿は、
自然の力の大きさを静かに伝えていました。
隣には実際の噴石も展示されており、
その大きさから現実の重みを感じます。
また「ムラージュ」という医学標本にも興味を惹かれました。
ドイツから伝わった技法で、
カラー写真がなかった時代に患部を蝋で再現し、
記録として残したものです。実物は非常に精巧で、
「残す」という行為の強さを感じました。
そのほか、クジラの標本や地震計、
化石や貝塚など多様な資料が並びます。
中でも印象的だったのは、木曽馬の馬糞から作られた紙です。
乾燥したフンの標本と一緒に展示されており、
思わず足を止めてしまいました。
説明には「においを嗅いでみてください」とありましたが
今回は忘れてしまい、
次回はぜひ試してみたいと思います。
向かいの「comone」は誰でも利用できるフリースペースで、
机や椅子が自由に置かれ、勉強する人や話す人がそれぞれの時間を過ごしていました。
静かで開かれた空間は、少しだけ学生時代に戻ったような気持ちになります。
知識を“見る”というより、時間や記憶の重なりを“感じる”
一日でした。
またふと訪れたくなる場所です。
最後まで読んで頂き有り難うございました。
最近、ちょっとハマっていることがあります。
それは、あえて市バスで移動すること。
地下鉄なら、目的地まで早く着けますし、
乗り間違えてもリカバーしやすいですよね。
でも、市バスは少し違います。
「このバス、本当に目的地まで行くのかな?」
「乗り過ごしたらどうしよう…」
アプリで調べてから乗るのですが、それでも毎回ちょっとドキドキします。
そんな小さな緊張感が、なんだか心地いいんです。
実は、このきっかけをくださったのは、お客様でした。
私より人生経験豊かな先輩方が、
「今日はバスで○○まで行ってきたのよ。」
「ここからなら乗り換えれば行けるわよ。」
と、とても自然にお話しされるんです。
そのたびに、
「えっ!そんな行き方があるんですか?」
と驚くことばかり。
皆さん、本当に行動力があって素敵だなと思います。
今回向かったのは、名古屋大学。
地下鉄なら、もっと早く着きます。
でも今回は、あえて市バスを選びました。
星ヶ丘から自由ヶ丘へ。
そして、自由ヶ丘から名古屋大学へ。
ところが乗り継ぎのタイミングが合わず、自由ヶ丘で約1時間待つことに。
「しまったな…」
最初はそう思ったのですが、過ごしてみると、その時間がとても贅沢でした。
高台を吹き抜ける風が気持ちよく、ベンチもたくさんあって、とても静か。
駅前なのに、時間がゆっくり流れているようで、思わず何もせず、
ぼーっと景色を眺めていました。
普段なら、目的地へ早く着くことばかり考えてしまいます。
でも、少し遠回りをしてみると、いつもの街が違って見える。
効率だけを追いかけていたら、きっと出会えなかった景色です。
美容も少し似ているのかもしれません。
「一番早い方法」が、必ずしも「一番豊かな時間」とは限らない。
少し手間をかけることで見えてくること。
ゆっくりだからこそ気づけること。
そんな時間にも、ちゃんと価値があるのだと思いました。
無駄な時間ではなく、非日常を楽しむ時間。
これからも、ときどき目的地までの道のりを楽しみながら、
市バスの旅を続けてみようと思います。
ちなみに今回の目的地は、名古屋大学博物館。
こちらのお話は、また後日ご紹介します。
最後まで読んで頂き有難うございました。
髪が乾いているのか?それともまだ水分が残っているのか?
意外と、この見極めは難しいものです。
そんな時は、ドライヤーを温風から冷風に切り替えてみてください。
もし髪がひんやりと冷たく感じたら、まだ水分が残っている可能性があります。
ただし、髪質によっては、しっかり乾いていても冷たく感じることがあります。
今の髪は、これまで積み重ねてきた毎日の結果です。